通りすがりの婆ぁ

歳を重ねるごとに頭にも体にも衰えを実感します。いまからどうして生きていくか、そんなこんなのブログです。

68歳から始めたデイトレード①

初めて口座を作ったのは25年前。

勝ったことがない。

儲けたいとも思っていなかったし、私が儲けられるわけはないと思っている。

2~3ヶ月やって、お金がなくなれば退場(そういうらしい)。

また、2~3年後に口座にお金を入れてまた退場を繰り返していた。

 

「この株買うかな?」「マイナスになったので売ろう」

 

まったく、勉強したわけでもなく、しようとも思っていなかった。

これで勝てるわけがない。

それでも、「損した」とか「くやしい」とかいう気分にはならない。

3年前、老後の小遣いかせぎになればと、少し本気でやってみようと120万円を入金した。

私のルールは

50万円までの手数料は無料の松井証券で現物のみ。

資金は確実に減っていき、80万円になった。

 

パソコンを開いていると、時々松井証券の「学べるラブリー」のポップアップが出てくるが、無視していた。

ある日、「見てみようか」とYouTubeを開いて観ることにした。

面白かった。本当に素人の私が見て「株式投資」の入口に立てた気がした。

最初は意味がわからなかったことも繰り返し見ていると

「こんな使い方があるんだ」「そうなんだ」と理解できるようになってきた。

 

いままで私は、エサはおろか、針もない釣り糸で魚を釣ろうとしていたんだと気づいた。

過去に買った何冊かの株の本も「信用取引」の部分は飛ばして読んでいた。

何故なら私は「現物のみ」と決めていたからだ。

 

30万円あれば信用取引はできることも知った。

80万円ある私は信用取引をすることができるのだ。

 

松井証券YouTube「学べるラブリー」で大ざっぱに理解できたが、細かいところまでは分からない。

デイトレで検索したら「デイトレ塾-Rょーへー」がヒットした。

これも何年か前に何度か見たことのあるYouTubeだった。

RょーへーさんのYouTubeは、分かりやすい。

これも何度も何度も繰り返してみていると理解できるようになった。

もう何度も繰り返さないと忘れてしまうお年頃である。

 

信用取引を使って、「一日信用取引」をしてみようと決めた。

「一日信用取引」ならば、手数料は掛からない。

一日で売ってしまうので、大きな損はしないと思ったからだ。

 

ところが、操作ミスでご発注したり、損切できずに大きく損失を出したりで、資金は40万円になってしまった。

銘柄以前の問題で、操作になれないとそれだけで損失を出してしまう。

信用取引は30万円以上ないと取り引きすることができない。

あと10万円減ってしまうと信用取引はできなくなる。

 

少し、本気で取り組んでみることにした。

いまさらではあるが、自力で株に手をだすなど、無謀であったことがわかった。

私のいいところでもある(?)「熱くならない」性格で、負けても冷静でいることができる。30万円は死守したい。

 

株式投資の目的は「老後のお小遣い稼ぎ」である。

私はまだ仕事をしている。仕事を辞めた後のお小遣い稼ぎのために、まだいまは勉強だと思っている。

 

2024年1月1日、余力が403,748円。

ここからのスタートである。